今回は構え方の重要性について語って行きたいと思います。
当たり前のことですが、バチを持って楽器に向かって構えを取らないと打楽器って演奏できませんよね。この構えの姿勢をニュートラルなポジションとして考えていきましょう。
バチの1/3あたりを①親指と人差し指の第一関節〜第二関節のあたりでつまむように持ち、②手のひらの凹んでいる部分(親指の付け根の隣あたり、生命線のところ)をスティックのポケットとしそこにバチを納め③残り3本の指を添えます。叩くとき指を使う際は①を軸にして叩きましょう。
腕をだらんと体の横に下ろした位置を肘の基本位置と考え、叩くポイントに向かって両バチ先を揃えるように構えます。(バチ先は50度くらいのハの字になります)手の甲は天井を向いているようにしましょう。
この時、肩や腕に不要な力は入ってないでしょうか?もし入っていたり、練習中「力入ってるな」と感じたらもう一度腕を降ろし、構え直しましょう。
また、構えた位置と違う位置で叩いていたり、脇が構え以上に開いたりしまったりしているのも、不要な力が加わっている目安になります。
特に基礎練習の時は自分の構えているポジションをよく確認しましょう!
実はドラムセットは構えの左右対称性が薄い楽器だったりします。右手をハイハットに構える前に一度スネアに構え、左右の構えを確認するのも良いかもしれませんね。
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